頻尿はインポの前兆!頻尿気味の人は気にしておきたいこと。
男性・女性を問わず、年齢を増すに連れて頻尿気味になってきたな~と感じている人は結構いるはず。
寝ている時に何度も目が冷めてトイレにいくから寝不足気味…
そんな夜間頻尿に悩まされている人も少なくはないでしょう。
- もういい年だから仕方ないか
- 単に飲み物をよく飲んでいるし仕方ない
こんな考えはとっても危険ですよ!
特に男性!!
たかが頻尿、されど頻尿!
この頻尿が男性機能の低下に大きな関係を持っているとすれば…
無視はできないですよね!
最近アソコの元気がないな…という人は頻尿気味になっていませんか?
頻尿は前立腺肥大症が原因
40代を過ぎる辺りからグンと頻尿の症状が現れる人が増加します。
この頻尿の原因となるものが「前立腺肥大症」
男性では尿道の奥の部分は前立腺に囲まれています。前立腺は精液の一部を作ります。
通常は栗の実ほどの大きさですが年齢が高くなると前立腺が大きくなり、
中を通っている尿道を押しつぶしたりして尿の出が悪くなります。これが前立腺肥大症です
このように前立腺が大きくなってしまい尿道を圧迫することで症状が現れるようです。
これは頻尿だけでなく、
- 残尿感
- 尿の勢いの低下
- 途中で尿が途切れる
- 尿を出すまでに時間が掛かる
- 力まないと出ない
- 急にもよおして我慢ができなくなる
- 夜間にトイレで何度も目が覚める
などの症状も現れてきます。
排尿症状・排尿後症状が見られるのが「前立腺肥大症」
前立腺肥大症は加齢が大きく関係している
この症状の原因はいくつかのことが考えられますが、主には加齢が関係。
前立腺が肥大する原因はまだはっきりとは解明されていません。
しかし、「男性ホルモンの働き」が関与していることは間違いなく、中高年になって男性ホルモンを含む性ホルモン環境の変化が起こることにより、前立腺が肥大すると考えられています。
年齢を増すに連れて頻用になりやすくなるのは「性ホルモン環境の変化」が大きく関係しているようです。
この「性ホルモン環境の変化」は主に30代から始まり前立腺肥大症を発症させやすくします。
40代で20%、50代で30%、60代以上は70%以上もの割合で前立腺は肥大していると言われています。
いわゆるこれが加齢に伴った症状なのです。
下半身の血液循環悪化は頻尿度が増す
頻尿の主な原因は前立腺肥大症であり、これは加齢による影響が高い。
と話をしました。
厳密に言えばそれだけでは収まらないのですが、ある程度は仕方のないこととも言えます。
しかし20代後半~30代後半に人の頻尿については、何か他の原因があるのでは?
まだそんなに老いる年齢ではないですよね!?
そのほかの原因として考えられるものが「下半身の血液循環悪化」です。
血液循環に大切なのは足の指先!
運動不足やストレス、それに加え食の欧米化など現代人は日常生活が乱れがち。
日本人特有の畳に正座することは減り、椅子を使った生活が中心になっています。
また、草履や下駄を履くことはほとんどなくなり、靴を履く生活になっていますよね。
こうなれば足の指作を使うことが日常生活の中ではほとんどありません!
そもそも心臓から送り出された血は全身をめぐって心臓へと戻ってきますよね?
この流れが乱れると、全身に様々な障害が生まれだします。
そこで重要なのが足の指先!
足の指先はちょうど「下肢の血液循環の折り返し地点」。
心臓から降りてきた血液が指先を折り返し、心臓へと上っていきます。
指先から心臓に向かうこの時は重力に逆らうことになるため、特に重要な役割を持っています。
指先を使うことが減り、動かさなくなることで血液の循環に大きな影響を与えるのです。
下半身の血液循環悪化が悪化することで泌尿器に影響がでる!
日常生活が乱れ・指先を使わない生活に慣れてしまう。
そうすると血液を心臓へ送り返す「ポンプ的な役割」を果たす指先は弱ってしまいますよね。
こうして下半身の血液循環が悪くなると、大きな影響が各所に現れます。
その中の1つとして代表的なものが「泌尿器」の症状。
つまり「頻尿や尿漏れ」などの症状という訳です!
年齢を増すことと下半身の血液循環の悪化により、膀胱などの泌尿器官が衰え機能が低下してしまいます。
そして大きな影響の中に「男性機能の低下」も含まれているのです。
男性機能低下と頻尿は表裏一体
頻尿や泌尿器の悩みの原因の1つに血流の悪化が考えられると言うことは先ほど話しました。
この頻尿や泌尿器の悩みの原因「血流の悪化」が男性機能の低下にも関係しているとすれば…
恐ろしいですよね?
でも実は関係してしまうのです。
男性機能の低下…つまりインポやEDなどと言われる勃起不全や、勃起力の低下などに陥ってしまう可能性もあります。
勃起は血流が流れ込んで起こる現象!
勃起のメカニズムってこ存じですか?
海綿体にたくさんの血液が流れ込んで来るために血液の圧力で海綿体が固くなります。
これが勃起です。
もう少し詳しく話せば、
海綿体は細い血管が無数に集まったスポンジ状の場所なんです。
でも普段はそこに栓がされていて血流が流れ込んでくる事はありません。
ですが興奮的な刺激を受けることでその栓は開放され一気に大量の血液が流れ込んでくるって訳。
どうですか?
これを聞けば、血流が悪化することがどれだけ致命的なことかなんとなくわかりますよね?
特に下半身の血流悪化は勃起と非常に関係が強いものなんです!
精力剤で頻尿が改善される
頻尿は「前立腺肥大症」「下半身の血流悪化」が主な原因。
この2つの原因は勃起力低下(男性機能の低下)の原因にもなります。
前立腺が肥大することで陰茎部の血管を圧迫してしまい血流を妨げてしまう可能性があります。
そうなれば海綿体には充分な血液が行き渡らずに勃起力が低下…
つまりです「前立腺肥大症」=「男性機能低下(EDやインポ)」と言えてしまいます。
実際にも前立腺肥大が起こるとED・インポになりやすくなることが分かっているようです。
現に、頻尿の人にED治療薬や精力剤を飲ませると頻用の症状がおさまるという症例が数多くあるようです。
また頻尿対策のサプリメントにはノコギリヤシが主成分の物が多くあると聞きます。
ノコギリヤシは精力剤・育毛剤などにもよく使用される成分で、男性機能回復の効果が高いと言われているもの。
頻尿にも男性機能低下にも同じ成分が有効。
と言うことは要するに、この2つ(頻尿・男性機能低下)は表裏一体と考えてもいいのです。
頻尿と男性機能低下の関係性まとめ
たかが頻尿と思っていた人もそうでない人も、頻尿は油断できないな…と感じてもらえたでしょうか?
特に男性ですよね。
頻尿が男性機能の低下に繋がるなんて考えたこともなかったでしょう!?
もちろん絶対に同じ原因で症状が現れている!とは一概には言えません…
ですが、放ったらかしにしていれば後悔するかもしれませんよ。
ではもう一度「頻尿と男性機能の低下」についておさらいしておきましょう!
- 【頻尿】
- 「前立腺肥大症」「下半身の血流悪化」が主な原因として考えられる。
前立腺肥大症は加齢による場合が多く、血流の悪化は現代人は増加傾向にある。
共に男性機能低下の原因にもなるのでEDやインポなどの症状に注意が必要。
- 【男性機能低下】
- 原因は様々あるが、血流の悪化による場合も多く考えられる。
前立腺肥大により血流が妨げられ、勃起力が低下する場合も高い。
これらのことからも【頻尿】と【男性機能の低下】はとっても親密な関係にあるといえるだろう。